行動治療について

行動治療について

当院では動物の行動について、ご家族が困っている問題について取り組んでいます。
カウンセリングを行い、行動療法、薬物療法を行っていきます。
行動の問題は動物にとっては正常な行動でも、ご家族から見ると困ってしまう行動や、病的な行動異常もあります。
問題の原因は複雑で、単に動物だけの問題ではなく、もともとの遺伝的な性格や、これまでの経験、ご家族との関係なども含まれます。
改善のためにはご家族の理解と協力が不可欠です。
そして動物それぞれの目指すゴール設定を行う必要があります。
問題行動には医学的な病気が絡んでいる場合があります。たとえば、排泄問題には泌尿器系の問題があったり、攻撃行動には痛いところがあったりするかもしれません。まずは動物が健康なのかをチェックする必要があり、その点についても確認させていただきます。
場合によっては、必要な検査などもあると思われますが、健康状態については、当院か、またはかかりつけの病院で相談するようにしてください。

カウンセリング

動物の年齢などのプロフィールや、同居動物やご家族に関して、問題とされる行動について、またそれ以外の生活の背景などをお聞きします。今後の計画を立てるに当たって重要なことになります。その後は再診という形で定期的に行います。

行動療法

動物の行動を改善するに当たり役に立つと思われる行動を教えたり、飼い主さんの動物への対応、環境の整備などのアドバイスを行い、実行して頂きます。
行動治療の最も大切な部分です。動物の行動を変えるためにはご家族も変わる必要があるかもしれません。薬物療法以上にご家族が動物を理解し、取り組んでいけるかが重要なポイントになります。テレビやドラマのように、あっという間に変化がみられることよりも実際は時間がかかったり、大変なことも多いです。また行動そのものは変わらない可能性もあります。しかし動物のために前向きに取り組んであげることが大切です。
トレーニングもなるべく参加されることをお勧めします。
環境整備のために、新しくそろえるべきものなどもあるかもしれません。何が役立つかなどのアドバイスもさせていただきます。

薬物療法

動物の脳内物質を変化させ、不安や恐怖に対する抵抗を和らげます。サプリメントを使用する場合もあります。使用するお薬は、承認されている適応外の使用になることが多く、ご了承いただく必要があります。効果が表れるまでに1カ月程度かかるものも多く、長く使用することが必要になります。ただし、お薬はあくまでも補助的なものです。行動療法、ご家族の対応が最も大切であり、改善までの動物のストレスを減らしたり、期間を短縮するのに役立ちますが、薬物療法のみでは改善は難しいでしょう。
※カウンセリングやトレーニングなどは予約制になります。
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