ぱれっと通信Vol.22 2024年8月号
ペットの熱中症にご注意を!
暑い季節に注意しなければならないのが『ペットの熱中症』です。
わんちゃん、ねこちゃんの平熱は38度〜39度 前後と言われています。
また、「汗腺」が少ないので汗をかいて体温調節をすることが難しく、さらには全身被毛で覆われているため暑さにはとても弱いです。
熱中症の症状
- 呼吸が浅く、早い
- よだれを多く垂らしたり、泡を吹いている
- 食欲がない
- 呼びかけに反応しない、ふらついている
- 舌を出してハァハァしている
- 痙攣、嘔吐、ひきつけを起こしている
熱中症が疑われた場合の応急処置
- すぐに涼しい場所に移動し、
焦らずに少しずつ水を飲ませる - 冷たい水で濡らしたタオルを体にかけて体温を下げる
(特に首回りや内股、脇の下など) - 体温を下げながら動物病院へ急ぐ!
ペットの熱中症対策
室内対策
- 部屋の風通りを良くしたり、扇風機などを利用する
- お留守番させる場合は、カーテンを閉めて直射日光を防ぎ、冷房をつける
- 凍らせたペットボトルやペット専用の『ひんやりグッズ』などを利用する
室外・散歩対策
- 外飼いの場合は、涼しい場所に移動できるようにリードを長くし、日除けを設置する
- 日陰に飲み水を置き、一か所だけでなく数か所に置くようにする
- 散歩の時間帯は、涼しい『早朝』または『夕方か夜』に行くようにする
(どうしても日中しか行けない場合は、なるべく草の上や土の上を歩かせ、飲み水や冷却グッズを持参していく)
絶対してはいけないこと
- 閉め切った車の中でのお留守番
- 直射日光の当たるところで長時間の放置
すべての子に注意が必要ですが、短鼻種には更なる注意が必要です!